朝から雨模様の勤労感謝の日
山口市南部の中河原自治会で防災講座をいたしました。

歴史を感じる昭和のおもむきがある集会所で
皆さんが板間にござを敷きそこに座り運動会のような雰囲気で50名近く方々にご参加いただきました。

この地域は高齢者や核家族が多く、自助や近助ということが命を守るためには重要になります。

まず最初、皆さんの自主防災の役割分担をリーダーの名前を読み上げて確認をして会が始まりました。

今回は『シニアの安全な暮らし』というテーマで
・地域がどのような自然災害のリスクがある場所なのか
・家の内外での危険箇所
・過去にどんな被害があったのかを意見を交わしながら行いました。

この地域はハザードマップで浸水も土砂災害もない無印な場所です。
しかし、お話を伺う中で過去の豪雨や台風時に川から水があふれて浸水(床下)があった。
これから先そのような時はどこに避難すればよいのか？

避難所(地域交流センター)まで遠く高齢者には逃げることがかなりハードルが高いと多数ご意見がありました。
じゃどうしたらよいのか…近くの避難可能場所の候補をあげてみて今後の課題としました。

また、災害時(台風地震)、自宅で備えることや家に潜む危険や対策を示して意識を高めていただきました。

この地域の皆さんの結束力、いざという時の協力体制は強力なものがあると感心させられました。

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