第14回 ■使うモノはわかりやすく配置して便利に
日常よく使用するもの、例えばカギなどをどこに置いたか忘れて探してしまうことありませんか?
家の鍵や車のカギは玄関の下駄箱付近に置いたり、カバンに入れっぱなしとなりがちです。
自分の日常生活の行動・行為を考えて動線よく置き場を決めるとよいでしょう。
家族で共有するものは誰でも使いやすいようにラベル表示するのがオススメです。シニア世代になると物忘れが多くなるため、目立つように文字やイラスト、写真の入ったラベルや背景色と文字にコントラストをつけたラベルを使用するとより分かりやすくなります。
例えば家族の共有スペースである洗面所では、一般的に顔(目・ 歯)を洗う、 髪を乾かす 、化粧をする、 洗濯をする、お風呂の出入りといった行為を行うと思います。その時に必要なタオルや下着、歯ブラシ、化粧品、ドライヤーなどを棚や引き出しにそれぞれ割り当てていきます。種類や目的別にまとめて置き場を決め、分かりやすい表示をすることで片付けやすく使いやすい空間にすることができます。